溺愛セレーネ

シチュエーションCDや乙女ゲーについてぽそぽそ呟きます

今の気持ち

さて。

いろいろな感情に纏わりつかれながらこの2日間過ごしたわけですが。

今日の生放送で彼がどう話すのかを見てから気持ちを整理していこう。と思っていました。

仕事中だったので、リアルタイムでの拝聴はできなかったんですが、帰宅してからTSで拝聴しました。やっと、嗚咽が漏れるほど、泣けました。

 

件の報道を知ったのは、仕事中だったので、サッと記事を読んで、頭の中が情報過多でぐるぐるして。残りの仕事中、ずっと呼吸が浅くて、肺が苦しくて。本当に混乱して、目の前が真っ白になるって、こういうことなのか、と変なところで冷静になったりして。

 

誰かのファンになるとき、応援している途中で結婚したら、どうするだろうか、って、絶対考えると思うんです。

自分はそのXデーがきたとき、ショックを受けるのか、心の底から「おめでとう」を言えるのか。

自分の中の理想としては、やっぱり寂しさは感じつつ、最終的には「おめでとう」と言いたいな、と思っていたので、そう言える相手を見つけてほしいな、そしてそのときが来たら、時差があってもいい、きちんと報告してほしいと思っていました。

 

彼のキャラクター、売り出し方、ファン層、それを考えたら、実現は難しいかもしれない。「隠す」ということを選ぶかもしれない。

それは、私が大好きな”自分の商品価値を冷静に俯瞰の状態で見れる彼”が、そう判断したのなら。それが相手の女性を守る方法になるのなら、それはしょうがないことなのかもしれない。

理想はありつつも、その通りにはならないかもしれないな、ということも考えて心の準備をしてきたつもりでした。

 

それが。

こんな知り方、だれが想像したでしょうか。

 

相手の方は、以前から活躍を拝見させていただいていて、存じ上げていたので、納得しました。納得できる相手だったからこそ、さらに悲しい。

素敵な相手を見つけたのに、「知らせる」という方法は採用されなかった。

お相手サイドの事情なのか、事務所の事情なのか、本人の意思なのか、それはわかりませんし、そのあたりの事情が明かされることはないと思いますが、現実として突きつけられたとき、ただただ悲しかったです。

 

報道の中で、結婚されたのは2年前から、との記述がありました。

記憶をたどったときに、冬頃ブログでアップされる写真の背景が変わったのが印象に残っていたのですが、漠然とそのあたりでご結婚されたのかなーと思いました。

「発表しない」ことを選択したのは、マーケティングとしての決定事項なのでしょうがないと思います。

しかし、そのころにご自身が結婚していたのであれば、そのあと食事会に既婚の方を誘えなかったときに「妻帯者は家庭があるから誘いにくい」という内容を書かれていたのがどうしても気になって。

未婚アピールをしたかったのか、該当の既婚の方がご家庭を優先されているからなかなか食事に行けない事実をただ書いただけなのか、本人の意図はわかりませんが、記事を読んだ当時の私は、未婚アピールと捉えていたので、何度か出てくるこのエピソードの裏で、自分も同じ妻帯者という立場であるにもかかわらず、発表されるという決断をした方の名前を使って、「自分は違う」と主張されているように思えて。

私が穿った見方をしているだけかもしれないけど、もしこれを意図的にされていたのならば、こんなやり方で自分の体裁を整えないで欲しかったな、と思いました。

 

それから、他の声優さんが同じ媒体で報道された際に、自分で「僕のところにきても、僕は何もないです」とわざわざ言っていたのにこの現状。何もないんじゃなかったんですか?

ネットラジオでの発言でしたが、この発言があった配信とご結婚の時系列が把握できていないので、そこはなんとも言えませんが、報道していた媒体名を見たとき、すぐこの発言を思い出して、本当に腹が立ちました。

 

そして、記事の中身についてですが、追われていた当日の行動、撮られた写真、推測される出来事。

どれも最低で、ショックすぎて、だれかに頭を殴られたのかと思うくらい、ガンガン頭が痛みました。

私自身があまり男女のことについてお話しできるほど経験があるわけでもなく、ちょっとそういった方向に潔癖の気があるので、過剰なのかもしれませんが。

独身で、こういった行動をされたのは、まぁまだここまで嫌悪感も強くはなかったんじゃないかと思います。イベント後ということは本当に腹立たしいですが。

 

 

それが、妻帯者であるにも関わらず、お相手の方以外と。

その事実も嫌悪感でいっぱいでしたが、以前不倫問題が報道された方をいじってましたよね??その方とは共演の機会も多く、バラエティ番組などもされる方なので、お互い面白い番組を作ろう!という気持ちで、お仕事をされていると思いたいのですが。

最近の言動がたまにやりすぎでは?と思う節があって、相手の方に失礼では?でも相手もこれをオイシイと思ってくださってるならいいけど…と納得させていました。

しかし、今回の件が分かって、あんなにいじっておいて同じ過ちを犯したの?と、ドン引きました。

 

風俗は不倫じゃないというご意見も目にしましたが、私はそうは思えません。

勿論、このことについてはご夫婦間での問題。

なので、起こったことの処遇は奥様が決めるべきと思います。

個人的には思いっきりかましてほしいですけど。完全に奥様支持です。このことを絶対擁護することなんて一生ないです。時間が経って過去の話になったとしても、私が同じ立場なら許せないと思います。

 

一緒に写っている女性について、「派遣型マッサージの方」と公表されていましたが、場所が場所なだけに、本来の意味の「派遣型マッサージ」だとは素直に思えないのですが。その言葉を使われることにも、本来の意味とは不当で怒りを感じますし。

一緒に写っている女性が、あまりにも本人の公言している好みと一致していてそれがまた本当に呆れました。

撮られるにしても。かっこ悪すぎませんか。

 

少し時間が経って、仕事が終わったころに、ブログが更新されました。

今回の件について、本文ではなく、画像での謝罪文。

 

その内容でさらに頭が痛くなりましたし、それに付随するコメントにも頭が痛くなりました。

 

沈んでいるであろう好きな人。笑顔になってほしい。応援しているよって伝えたい。

こんなときだからこそ、コメントして励ましたい。

 

ええええ、分かります。私だって、できるならそうしたい。

内容が違ったら、きっとそう思ったでしょう。

 

でも、これだけ奥様を、ファンを、周囲の方々を蔑ろにされたと感じる出来事に今まで遭遇したことがなかったので、私はすぐに前向きにとらえるなんてできませんでした。

それに、すぐ優しい言葉をかけることが彼のためになるとも思えませんでした。

 

コメントにいくつか、「いつもより字が丁寧書いてある」というものがありました。

 

私だってすぐ思っちゃいましたよ!

こんなに怒り狂っているのに。はらわた煮えくり返っているのに。

 

それがまた悲しくて悔しくて。

私も、コメントで好意的な意見を書いている方も、同じように彼が大好きだった。

 

許してあげられる人がえらいの?でもこれはすぐに許してもいい問題?

許せない私は心が狭いの?過剰なだけ?リア恋だとか思われてるの?

三者である自分たちはただ応援していればいい?ファンと共有する時間が大事って言ってくれていたのはどこのだれ?

芝居に惚れたのであれば、プライベートはどうでもいい?やっぱり人柄が好きですって、それ芝居やプライベートと切り離せるもの?芝居も人柄もプライベートなパーソナルなところから繋がっているんじゃないの?

 

ブログへのコメントも、ファンなわけではない人の言葉も、自分の中から浮かんでくる感情も、頷けるものからまるで責められているようなものまで。本当にたくさんの言葉と考えと気持ちとでぐるぐるぐるぐる。

 

ただ、多く書かれていた「本人から発言があって嬉しい」という気持ちにはなりませんでした。

嬉しい?当たり前です。

これは自分自身の行動によって起きた騒動に対するコメントなのだから、出して当たり前です。必要最低限のルールでしょう。

彼の言葉なのか、事務所の方が考えた言葉なのかはわかりませんが、”コメントを出す”ということは、ご自身の名前で仕事をしている以上、責任をとる意味で、行わなければならないことだと思います。

コメント出して解決するとかモヤモヤが解消するとは思っていませんでしたが、まさかさらに頭が痛くなるとは思ってもいませんでした。

「プライベートと仕事を明確に分けている」と記載がありましたが、行きたいと言っていた場所に仕事で行かせてもらったり、好きと公言している趣味や食べ物にまつわる仕事を受けたり、自身の出演作の告知よりも仲のいい仕事仲間との食事をブログにアップしたり。

それはプライベートと仕事を明確に分けている人のすることですか?

お仕事の仕方は人それぞれです。

でも、充実したプライベートがあってこそ、よりよいお仕事ができるんじゃないだろうか、と思っています。

だから、彼の仕事への取り組み方は、仕事もプライベートもどちらも楽しみたくて、垣根をなくしているからこそ、自分の行きたい場所へ仲良しメンバーで行きたい。好きなものにまつわる仕事をしたい。その日あった一番楽しかった出来事を共有したい。

”そして、その姿を見て、ファンにも楽しんでもらいたい”

そう思ってくれていると思っていました。

 

「思っていました」なので、完全に私が理想を押し付けていたといえばそうなのですが。

声優だけではなく、アイドル、俳優、芸人などなど、人前に出て、「ファン」を相手にするお仕事の方は、多かれ少なかれ、ご自身のプライベートを切り売りしてくださっていると思います。

そこから、粘着質な人につけられたりだとか、昔のことを掘り返されたりだとか、リスクを背負いながらも、ある程度の信頼感を持って、こちらに伝えてくれていると思います。

だからこそ、ファンという立場になったとき、その人が喜んでくれたり、頑張る理由にしてほしくて、全力で応援しよう!と決めていましたし、そうしています。

きっとそうして応援している方がほとんどだと思います。

金銭的な理由や日程的な都合で、直接イベントに参加できなくても。

応援の仕方はそれぞれあれど、みなさん「好き」という気持ちをもって、それぞれのやり方で応援して応えようとする。

私たちと彼もそんな関係性に向かっているんだろうな、と思っていたのに、そこで「プライベートと仕事を明確に分けております」。

 

切り離された気がして、本当に悲しかったです。

彼がいつも言っていた「シェアハピ」をしてもらえなかった。

 

好きな人の人生の中でも、幸せに包まれるお知らせをこういう形で知って。

時間のシェアも、楽しいという感情のシェアも、幸せのシェアもなにひとつできずにただただ負の感情のループへ叩き落される。

 

お知らせを知って、傷つく方もいたでしょう。

それを避けるために行ったことが、余計に傷つける人を増やしたのなら、本当に意味がない。

デビューしたての頃などは本当に、よく自身で言っていたように「女性に慣れていない」人だったのかもしれませんが、今の彼がそういう人とは思えなかったので、プライベートで女性関係が激しいそうだな、と思ってはいました。

それでも、女性と写真を撮る際に、密着しないよう撮ったり、集合写真を撮るときになるべく男性の隣にいるようにする、リスクマネジメントしている彼がプロとして素敵だと思っていたから、彼が発信する彼をエンターテイメントとして受け取っていました。

 

だからこそ、今回の報道の内容がすごく腹立たしくて、悲しくて、そして幻滅しました。

 

もう夢から覚めてしまいました。

ただ彼を手放しに褒めちぎって甘やかせるファンではなくなってしまいました。

本当に残念です。

 

ハードスケジュールの中、多岐にわたる仕事をこなし、好きなものを仕事につなげていく力、有言実行していく計画性、自身へ求められているキャラクターへの対応力、そのすべてを尊敬していました。

 

彼をきっかけに知ったことがたくさんあります。

彼をきっかけに仲良くなった人がいます。

彼がいたから行けた場所、見れた景色があります。

彼が出会わせてくれたキャラクターたちがいます。

 

だから、嫌いになりたくない。

 

でも、このままだと本当に彼の姿を、声を、名前を見たときに、私は嫌悪感しか感じなくなるんじゃないかと、そんな日が来てしまうんじゃないかということがすごく怖いです。

 

今は、起きたこと、分かったことに対しての驚きだとか、怒りだとかで、まだ複雑に絡み合ってるこの感情が、ただのアンチの種になってしまうことが怖くて。

 

会場のファンひとりひとりと目を合わせたいと言ってくれたことも、

苦手なダンスを、みんなが喜んでくれるから、と練習してくれたことも、

みんなに届けたいと書いて飛ばしてくれたたくさんのサインも、

あのとき見せた涙も。

 

全部、同じ彼が言ってくれたこと、してくれたことなのに。

あの時うれしかった気持ちが、今はすごく苦しいです。

 

 

昔、応援していたアイドルグループの男の子が言っていました。

「人は多面的なもの」と。

 

その言葉を聞いてから、なるべく応援している相手に自分の理想を押し付けないようにしよう、と頭では理解していました。

でも、理解していたからと言って、それができていたのかと言われたら、自信はないです。

 

きっと私も彼に私が思い描く理想の彼を勝手に押し付けているうちの一人だろうし、今こうして過去の立ち振る舞いについてもあれこれ書いているのは、彼のためにはならないでしょう。

 

別に彼に見てほしいとも思っていないし、自己満足のためにぐだぐだとこうして書き殴っているだけです。

これを見て不快感を感じる人もいるでしょう。疑問を感じる人もいるでしょう。

それは本当に申し訳ないです。

本当こんなポエムみたいな内容のクソ長文よくもまぁ夜中に泣きながら書けるなぁと、自分でも不思議な感情です。

 

彼の誠実さに欠けた行動は、人として良くは思いません。

それに対して文句を言える立場でもありません。

赦す・赦さない、というのとはまたちょっと違う気もします。

 

だから、これは完全に私が今後私とどう折り合いをつけていくかなのだと思うのですが。

私はこれから自分がどうすればいいのか、自分の進み方を決めあぐねています。

 

この2日間、ずっと私の中には怒りがあって。

生配信での言動で、何かかわるだろうか?と、時が来るのを待っていました。

 

先にブログを見たので、タグで突き放された気がして、またちょっとしんどかったのですが、きちんと見なければ始まらないと奮い立たせて、TSで拝見して、まずは司会のお二人や、お時間をくださった関係者の方にただただ感謝でした。

そして、肝心の彼を見て、またやっぱり怒りが込み上げました。

 

なんでそんな絡み方するの?

まだその話引きずるの?

またコメント拾って直撃するフリして、自分が傷つけられてるように演出するの?

自分が用意した敵で自分を殴るようで、つまらないプロレスをみせられているような気がしました。

仕事で精いっぱい信頼を取り戻すって、こういうことなの?

 

「こんなところ、見たくない」

 

そう思ったときに、初めて、きちんと泣けました。

この2日間で、初めて見えた希望のような気がしました。

 

今はまだ、「嫌いになりたくない」という気持ちがあります。

こんなに腹立たしいのに。絶対に甘やかしたくないのに。

この「嫌いになりたくない」が、きちんと彼に対しての気持ちなのか、彼が演じてきたキャラクターがいるコンテンツを楽しめなくなってしまうからなのか、自分が彼にかけてきた時間やお金や労力が無駄になってしまうと考えたからなのか。

どの気持ちが一番近いのかはわからないけど。

とにかくこの「嫌いになりたくない」を、大事にしていたいです。

「大好き」に戻れるかわかりません。

でも、彼や彼に魅せられて彼のことが大好きだった私は確かにいました。

私はそんな私が大好きでした。だから否定したくないです。

 

しばらく引きずっていると思いますので、また己の進み方がわかったら、ブログにまとめたいと思います。

Twitterでは、深くは言わないようにしたいと思いますので、もしこれを読まれたフォロワーさんがいらっしゃいましたら、どうぞしばらくそっとしておいてくださいませ。

そのうち自分で折り合いをつけて、どうするのか考えたいと思います。

 

幸か不幸か、日曜月曜火曜まで、立て続けに生配信です。

おそらく各媒体で今回の件に触れるでしょう。

彼も引きずった様子なんじゃないかなと踏んでいます。

からしたらすぐに判断できるいい機会ではありますが、本当に地獄絵図ですね。

このタイミングの悪さにはさすがにかわいそうだなと思いましたが。

 

月曜の生配信は、ただただお相手の方と、お相手の方のファンの皆さまに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

火曜の生配信で、どう話題に触れるのかが、すごくすごく私の中で重要な気がします。

おそらくそのあたりにはまたこの面倒くさいクソ重長文がアップされていると思いますので、その際はお目汚し失礼いたします…

 

 

最後に。

 

「ええ!? 亀ちゃん!?」と驚いて、

「亀ちゃんなら食生活のサポートなんて無理だな…今後は二人の食生活を心配していこう…」

なんて、冗談を言いながらお祝いしたかったです。

今回みたいな発表でなければ、違う感情を抱いたのかもしれません。

それはわかりませんが、今の私は、そんな世界線がどこかであったらよかったのにと強く思っています。